Genviewが考えるKPIと、AI言及数の考え方
Genviewが考えるKPIと、AI言及数の考え方
GEO対策の成果を測る際、AI言及数に注目しがちです。しかし言及数だけを追うことには限界があります。Genviewは「正しく理解される」「選ばれる」の2軸でKPIを整理することを推奨しています。
AI言及数だけでは不十分な理由
言及数は一指標として意味がありますが、それだけでは不十分です。理由は3つあります。
- 言及≠推薦:言及されることと、AIがおすすめとして提示することは別です。単に名前が出るだけでは購買につながりません。
- 推薦≠選定:比較候補として登場しても、ユーザーが選ぶかどうかはまた別の話です。
- 誤認識の言及はマイナス:言及されていても、別業種・別文脈として扱われている「誤認識」の状態は、ブランドの誤解を広める可能性があります。
軸①:正しく理解されているか
AIが自社ブランドを正しい業種・文脈で説明しているかどうかです。ここに誤認識がある状態は、他のどの指標より優先して対処すべき問題です。誤認識が解消されていない状態で他の施策を積み上げても、AIの理解の土台がずれたままになります。
軸②:選ばれているか
正しく理解されている前提の上で、次に見るべきはAIに「選ばれているか」です。これは大きく2段階に分かれます。
- 比較候補として登場しているか:「おすすめのツールを教えて」「〇〇と△△を比較して」といったクエリで自社が候補として挙がっているか。
- 購買意図クエリで登場しているか:「導入事例を教えて」「料金を比較して」など、より検討が進んだ段階のクエリでの登場率は、商談・成約への影響が最も大きい指標です。
クエリのファネル(TOFU・MOFU・BOFU)が進むほど、この「選ばれる」度合いを測る意味が強くなります。
「言及なし」は最大の伸びしろ
狙ったクエリで「言及なし」が多い状態は伸びしろがある状態です。特に購買意図クエリでの「言及なし」は、次の改善アクションの最優先事項になります。
逆に「誤認識」は危険信号です。AIが自社を別業種として扱っている状態は、情報整備の不足を示しており、早急な対応が必要です。
複数のKPIを組み合わせて見る
「正しく理解されているか」「選ばれているか」は、いずれか一方だけを見れば十分というものではありません。両方を組み合わせて確認することで、より正確な現状把握と次の打ち手の判断ができます。クエリ別の言及状況・誤認識の有無・競合との差分を合わせて確認することが重要です。