Microsoft Copilotとは、Microsoftが提供する会話型のAIアシスタントです。

英語表記:Microsoft Copilot(読み方はコパイロット)

質問への回答、文章の作成や要約、Web情報を使った調査などに使われます。「Copilot」という名前はMicrosoftの複数の製品で使われていて、アカウントやライセンスによって、回答に使われる情報が変わります。情報は2026年9月時点のものです。

この言葉の基本

Microsoft Copilotの提供元・始まり・Web情報の取り方(2026年9月時点)

項目 内容
英語表記Microsoft Copilot
読み方コパイロット(英語の copilot は「副操縦士」の意味)
提供元Microsoft
分野生成AI・AIアシスタント
始まり2023年11月、Bing Chat と Bing Chat Enterprise が Copilot という名前になった
Web情報の取り方Web検索が有効なとき、Bing検索サービスから情報を取得する場合がある
提供地域製品によって異なる。Microsoftは、一部の市場では使えない場合があると案内している
混同しやすい言葉Microsoft 365 Copilot、GitHub Copilot、Bing、Bingbot

Copilotという名前の由来

Copilotの前身は、検索エンジンBingに組み込まれた会話型AIの「Bing Chat」です。Microsoftは2023年11月15日、Bing Chat と Bing Chat Enterprise を Copilot にすると発表し、専用のページとして copilot.microsoft.com を用意しました。

2026年には、仕事向けの「Microsoft 365 Copilot」が「Microsoft Copilot」に、「Microsoft 365 Copilot Chat」が「Microsoft Copilot Chat」に名前を変えました(Microsoft Learn「Web 検索」のページ)。移行期間中は古い名前が残る画面もあります。

「Copilot」と名前の付く製品の違い

「Copilot」と名前の付く主な製品と、回答に使われる情報(2026年9月時点)

製品 使うアカウント 主な用途・使われる情報
Microsoft Copilot(個人向け)個人用のMicrosoftアカウント質問への回答、文章作成、Web情報を使った調査など
Microsoft Copilot(仕事向け。旧 Microsoft 365 Copilot)職場・学校のアカウントと、CopilotのライセンスWord・Excelなどでの業務支援。Web情報に加え、権限のあるメールや文書も使う
Microsoft Copilot Chat(旧 Microsoft 365 Copilot Chat)職場・学校のアカウント(対象のMicrosoft 365ライセンス)仕事向けのAIチャット。主にWeb情報とアップロードしたファイルを使う
GitHub CopilotGitHubのアカウントソフトウェア開発。コードを書く・理解するのを助ける

このほかにも、セキュリティ担当者向けの「Microsoft Security Copilot」や、エージェントを作るための「Microsoft Copilot Studio」があります(Microsoft Learn「Microsoft Copilot とは?」)。GitHub Copilotは、GitHubの説明では「ソフトウェアを書き、理解し、出荷するのを助けるAIアシスタント」です。

似た言葉との関係

Bing検索

先に紹介したMicrosoft Learnの「Web 検索」のページによると、仕事向けのCopilotでは、Web検索が有効なとき、Copilotはプロンプトを解析して検索クエリを作り、Bing検索サービスに送ります。このクエリは質問文そのままではなく、質問をもとに作られた数語で、Bingの検索順位には影響しません。

質問 → Copilotがプロンプトを解析 → 必要なときに検索クエリを作成 → Bing検索サービスから情報を取得 → 回答を生成

Web検索は毎回行われるわけではなく、設定でオフにもできます。

Bingbot

Bingbotは、検索エンジンBingがWebページを集めてインデックスを作るためのクローラーです。Copilotそのものでも、Copilot専用のクローラーでもありません。

引用・言及

ページがBingにインデックスされることと、Copilotの回答で引用・言及されることは別の段階です。回答で社名が挙がっていても、自社サイトが引用されているとは限りません。

GEO対策における位置づけ

Copilotは、GEOで回答を確かめる対象になるAIサービスの一つです。Web情報の取得にBingの検索基盤が関わるため、ページがBingから発見できる状態かを確かめる意味はあります。それでも、Copilotの回答で自社がどう説明・言及・引用されているかは、回答を見ないと分かりません。

Copilotとほかの主な生成AIの違いは、生成AIを比較|ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・Grok・Copilotの違いで比べています。

よくある誤解

BingにインデックスされればCopilotに引用される

インデックスは引用を保証しません。発見・クロール、インデックス、情報の取得、回答への利用、引用の表示は別々の段階です。

「Copilot」はどれも同じ製品

上の表のとおり、製品ごとに使うアカウントも回答に使う情報も違います。

Copilotに関連する用語

Copilotに関連する用語と、その意味

用語 意味
LLM言語を処理・生成する大規模言語モデル。Copilotの回答生成の土台
GroundingAIの回答を、外部の情報やデータなどの根拠に基づかせること
Retrieval回答の前に、関連する情報を検索・取得する処理
AIボットクロールAIサービスのボットがWebコンテンツを自動で取得すること。検索エンジンのクロールとは目的が違う

よくある質問

Copilotは何と読みますか?

「コパイロット」と読みます。英語の copilot は副操縦士という意味です。

Microsoft CopilotとMicrosoft 365 Copilotは同じですか?

2026年に、仕事向けのMicrosoft 365 CopilotはMicrosoft Copilotに名前が変わりました。いまは個人向けと仕事向けのどちらも「Microsoft Copilot」と呼ばれ、アカウントとライセンスによって使われる情報が違います。

GitHub CopilotはMicrosoft Copilotと同じものですか?

別の製品です。GitHub Copilotは、コードを書く・理解するのを助けるソフトウェア開発向けのAIアシスタントです。