OGP(Open Graph Protocol)とは|意味・読み方・主なプロパティ
OGP(Open Graph Protocol)とは、Facebookが2010年に策定したWebプロトコルです。
英語表記:Open Graph Protocol(略称 OGP、読み方はオージーピー。Open Graph とも呼ばれます)
HTMLの<head>内にog:で始まるタグを書くことで、XやFacebook、LINEなどでページがシェアされたときに表示されるタイトル・説明文・サムネイル画像・ページの種類などを指定できます。
この言葉の基本
OGPという言葉の読み方・分野・書く場所
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式な名前 | Open Graph Protocol |
| 読み方 | オージーピー |
| 分野 | Webサイトの実装・SNS |
| はじめて提案したところ | Facebook(2010年) |
| 書く場所 | HTMLの<head>内のmetaタグ(property="og:〇〇") |
| 混同しやすい言葉 | メタディスクリプション、構造化データ、X Cards |
OGPの由来と主なプロパティ
OGPはFacebookで作られ、2010年4月の開発者会議F8で発表されました。Facebookが策定した仕様ですが、いまはXやLINEなど多くのSNS・メッセージアプリがOGPのタグを読んで、シェアされたページの表示に使っています。
仕様はThe Open Graph protocolで公開されています。仕様上、すべてのページに必要とされているのは og:title・og:type・og:image・og:url の4つです。
OGPの主なプロパティと、仕様上の扱い
| プロパティ | 内容 | 仕様上の扱い |
|---|---|---|
| og:title | シェア時に表示されるタイトル | 必須 |
| og:type | コンテンツの種類(website・article など) | 必須 |
| og:image | シェア時に表示されるサムネイル画像のURL | 必須 |
| og:url | ページの正規URL | 必須 |
| og:description | シェア時に表示される説明文 | 任意 |
| og:site_name | サイト名 | 任意 |
書き方の例です。
<meta property="og:title" content="ページのタイトル" />
<meta property="og:type" content="article" />
<meta property="og:image" content="https://example.com/image.jpg" />
<meta property="og:url" content="https://example.com/page/" />
<meta property="og:description" content="ページの説明文" />
OGPを設定していないと、シェアされたときに画像が出なかったり、タイトルや説明文がページ本文から自動で取り出されたりします。
メタディスクリプションとの違い
og:descriptionとメタディスクリプションは、どちらもページの説明文ですが、別のタグです。og:descriptionはSNSでシェアされたときの説明文、メタディスクリプションは検索結果に出るスニペットのためのタグです。片方だけを書いても、もう片方の代わりにはなりません。
似た言葉との関係
URL正規化(canonical)
og:urlはページの正規URLを指定するプロパティです。canonicalタグも正規URLを示すタグなので、同じページでは同じURLを指すことになります。
構造化データ
OGPがSNSでの表示のためのメタ情報であるのに対し、構造化データ(Schema.org)は検索エンジンなどがページの意味を機械的に読み取るための記述です。どちらも<head>などに書く機械向けの情報ですが、役割も書き方も別のものです。
X Cards(旧Twitter Cards)
Xは、OGPとは別に「X Cards(旧Twitter Cards)」という独自の仕様も持っています。OGPと組み合わせて設定され、X上での表示を細かく指定するときに使われます。
GEO対策における位置づけ
OGPは、SNSやメッセージアプリでシェアされたときの表示を指定するための仕様です。AIクローラーへの直接的な影響は、2026年6月時点では確認されていません。GEO対策の中では、ページの中身や構造化データとは別の、SNS上での見え方をそろえるための実装にあたります。
OGPは、構造化データを入れるときにあわせて確かめる、サイトの基本設定の1つです。ほかの基本設定と、優先して入れる構造化データの順番は、GEO対策で優先する構造化データは?21種類の優先順位と設置場所で整理しています。
よくある誤解
OGPを設定すればGEO対策になる
OGPはSNSでシェアされたときの表示を指定するための仕様です。AIクローラーへの直接的な影響は確認されていません。
og:descriptionとメタディスクリプションは同じもの
別のタグです。指定しない場合は、それぞれ別のルールで自動的に取り出されます。
OGPはFacebookだけのもの
策定したのはFacebookですが、いまはXやLINEなど多くのSNS・メッセージアプリが対応しています。
OGPに関連する用語
OGPに関連する用語と、その意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| メタディスクリプション | HTMLのhead内に書くページの要約文。検索結果のスニペットに使われる |
| URL正規化(canonical) | 同じ内容が複数のURLにあるとき、正規のURLを示すこと |
| 構造化データ(Schema.org) | ページの内容を検索エンジンやAIが機械的に理解できる形で書いたデータ |
よくある質問
OGPは何の略ですか?
Open Graph Protocol の略です。「オージーピー」と読みます。
仕様で必須とされているプロパティはどれですか?
og:title・og:type・og:image・og:url の4つです。og:description や og:site_name は、仕様上は任意の項目です。
OGPの設定はどこで確認できますか?
Facebookのシェアデバッガーで、OGPの読み込み状況と表示のプレビューを確認できます。
og:imageの推奨サイズはありますか?
Facebookの画像のガイドでは、1200×630ピクセル以上、縦横比は1.91:1に近づけることを勧めています。最適なサイズはSNSによって違います。