トピッククラスターとは、1つのテーマを広く扱うページを中心に置き、細かいテーマを扱うページを内部リンクでつなぐコンテンツの設計です。

英語表記:Topic Cluster / 中心のページはピラーページ(Pillar Page)

この言葉の基本

トピッククラスターの分野・部品・由来・混同しやすい語

項目 内容
分野SEO・コンテンツ制作の設計
部品ピラーページ(中心のページ)・クラスターページ(周りのページ)・内部リンク(2つを結ぶ線)
はじめて示したもの2017年、HubSpot
混同しやすい語コンテンツハブ

トピッククラスターという言葉の由来

2017年にHubSpotが「Topic Clusters: The Next Evolution of SEO」で示したコンテンツ設計の考え方です。いまは HubSpot に限らず、SEOやコンテンツ制作の設計として広く使われています。

背景にあるのは、検索エンジンの評価がページ単体からテーマ全体へ移ってきた、という見方です。1ページだけを整えるのではなく、テーマのまとまりとして作る設計にあたります。

ピラーページとクラスターページの違い

同じテーマを扱いますが、役割が違います。ピラーページは地図で、クラスターページはその1区画です。

ピラーページとクラスターページの役割

項目 ピラーページ クラスターページ
扱う範囲テーマ全体を広く1つのサブテーマを深く
中身定義・分類・全体像手順・比較・詳細
リンクの向き各クラスターページへ送り出すピラーページへ戻す
本数テーマごとに1本複数本

ピラーページは長さで決まるものではありません。全体の地図になっているかどうかが役割です。

コンテンツハブとの違い

コンテンツハブと混同されますが、指しているものが違います。トピッククラスターはページのつなぎ方、コンテンツハブはそのテーマで貯めた中身そのものです。

トピッククラスターとコンテンツハブの違い

項目 トピッククラスター コンテンツハブ
指しているものページ同士のつなぎ方そのテーマで貯めた中身の全体
見るところリンクの構造、ページ間の関係形式の多さ、量、続いているか
含まれるものピラーページとクラスターページ解説記事・用語集・事例・調査など

関係で言えば、トピッククラスターはコンテンツハブの中の構造のひとつです。ハブに用語集や調査記事が加わる場合、それらはクラスターの外側に増えていきます。

GEO対策における位置づけ

GEOの文脈でこの言葉が出てくるのは、AIがページ単体ではなく、そのブランドがテーマ全体をどれだけ扱っているかを見ている、という考え方からです。内部リンクは、AIに対しては「これらは同じテーマのまとまりです」という手がかりとして働く、と説明されています。

クラスター設計の有無で引用がどう変わるかを、私たちは観測していません。

トピッククラスターが、GEO対策のコンテンツ設計の中でどこに当たるかは、GEO対策のコンテンツ設計とは?記事を書き直す前に見直す書き方とページのつなぎ方で整理しています。

よくある誤解

ピラーページを1本作れば足りる

ピラーページだけでは、テーマの広さしか示せません。細かい部分を扱うクラスターページがないと、地図はあっても中身がない状態になります。

ページ数を増やせばクラスターになる

同じテーマの記事が並んでいても、リンクでつながっていなければ、外からはまとまりが見えません。

トピッククラスターに関連する用語

トピッククラスターに関連する用語と、その意味

用語 意味
内部リンクピラーページとクラスターページを結ぶ線
Entityブランドを1つのまとまりとして認識する単位
E-E-A-T専門性や権威性を見る観点
AI可読性AIが読み取りやすい状態かどうか

よくある質問

ピラーページとは何ですか?

トピッククラスターの中心に置く、テーマ全体を広く扱うページです。細かい説明はクラスターページに任せ、各クラスターページへリンクで送り出します。

トピッククラスターとコンテンツハブの違いは何ですか?

トピッククラスターはページ同士のつなぎ方を指し、コンテンツハブはそのテーマで貯めた中身の全体を指します。トピッククラスターは、コンテンツハブの中にある構造のひとつです。

トピッククラスターはSEOの言葉ですか?

もとはSEOの文脈で生まれた言葉です。いまはGEOの文脈でも、テーマのまとまりを外から分かる形にする設計として使われています。